本格プログラムに挑戦してみよう

本格プログラムと聞くと難しそうですが、ここでは、本職のプログラマがやるようなプログラミングという意味です。
本職のプログラマがプログラムを作る時に、絶対に作るプログラムがあります。それが「繰り返し処理」というものです。
コンピュータは、人間と違って同じ事を何度も繰り返す事は得意です。
プログラムをしていて、同じ命令を何度も繰り返して使っているならば、「繰り返し処理」が使えないか考えてみましょう。

繰り返し命令の使い方の練習として、次のプログラムを組んでみましょう。

例題11
点灯2秒、消灯1秒を10回繰り返すプログラムを組んでみよう。

答え

繰り返し命令の使い方は分かりましたか?
次は、もう少し難しいプログラムを組んでみましょう。

例題12
スイッチが押された後、
  1. 明るさが0%から100%に変化する。
  2. 確認音を鳴らす。
  3. 明るさが100%から0%に変化する。
  4. 確認音を鳴らす。
  5. 1から4を5回繰り返す。
  6. 確認音を鳴らす。

答え

上の答えで注意するのは、5番の繰り返し命令の戻り番地が1番になっているところです。
繰り返しの指定には注意してください。

繰り返し命令の使い方は理解できたでしょうか?
本格的なプログラムを組む場合は、必ず使う大事なテクニックです。よく覚えておいてください。
次は、実用的な電気スタンドを作ってみましょう。

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