エコライトの、もうひとつの調光機能とは、指定した明るさへゆっくり明るくなるという機能です。
この、ゆっくり明るくなる調光機能は、普通の電気スタンドではあまり使われていません。
エコライトでは、簡単なプログラムで実現できます。
上のプログラムをエコライトに転送し、実行してみましょう。
スイッチを押すたびに、LEDがゆっくり明るくなるのが分かりましたか?
ここで、プログラムの解説をします。
答えのプログラムで、明るさを指定する命令(1,3,5)をよく見てください。
更新単位がそれぞれの命令で違うのが分かりますか?(命令1は40、命令3は26、命令5は16)
これはどういう事でしょうか?
更新単位とは、LEDの明るさを1%上げるのに約3ミリ秒かかるという事を表します。
つまり命令1の場合、20%の明るさにで40単位ならば、
20(%)×3(ミリ秒)×40(単位)=2400ミリ秒かかるという事です。
これを元に、20%から50%の明るさにするには2400[ミリ秒]÷(30[50%-20%より]×3[ミリ秒])=約26単位
50%から100%の明るさにするには、2400[ミリ秒]÷(50[100%-50%]×3[ミリ秒])=16単位
という設定にしています。
これで、スイッチを押した後の時間をほぼ同じに設定しています。
だんだん明るくする命令の使い方が分かりましたか?
これは、だんだん暗くする命令も同じです。
でも、今のプログラムでは、「だんだん明るく」命令が、いつ終わったか分かりません。
そこで、エコライトでは、命令が終わった事を知らせるための命令を用意しています。
それは、「確認音」という命令です。
次のページでは、確認音命令を使ってみましょう。