実用的な電気スタンドを作ってみよう

「実用的な電気スタンド」とはどのようなものでしょうか?
スイッチを押すと明かりが点き、もう一度押すと明かりが消える、というのが一般的なスタンドだと思います。
これまでの例で、SF-07を使えば一般的なスタンドはすぐに作れると思います。
エコライトには、普通のスタンドにはない調光機能やタイマ機能があります。
この機能を使うと、今までにないような電気スタンドを作り出す事ができます。
それでは、実用的なスタンドを作っていきましょう。

初期設定のスタンドを作ってみよう

初期設定のスタンドとは、エコライトを組み立てた時に初めから組み込まれているスタンドのプログラムです。
このプログラムは、次のような設定になっています。

例題13
下の動作を参考にスタンドを作ってみよう
  1. タッチ待ち
  2. 明るさ2%、更新単位24でだんだん明るく
  3. 確認音
  4. タッチ待ち
  5. 明るさ18%、更新単位8でだんだん明るく
  6. 確認音
  7. タッチ待ち
  8. 明るさ100%、更新単位4でだんだん明るく
  9. 確認音を2回
  10. タッチ待ち
  11. 明るさ0%、更新単位5でだんだん暗く
  12. 確認音

少し長いですが、プログラムに挑戦してみましょう。
明るさや、更新時間に注意してください。

答え

明るさの指定が小さい事に気が付きましたか?
実際の動きでは、明るさ18%は、明るさ100%の半分ぐらいの明るさに感じませんでしたか?
人間の目は、真っ暗からある一定の明るさまでの変化には敏感です。
しかし、ある程度の明るさ以上になると、その変化を感じ取る事ができなくなり、同じ明るさと感じます。
プログラムを作る時は、「明るさ確認」で、明るさを調べてください。

次に、もう少しいろいろな命令を組み合わせたエコライトを作ってみましょう。

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