その2. UC-1のLEDについて

2.1 1つのLEDで7色を作る方法

オーロラクロックに使われているフルカラーLEDには、端子が4本ついています。この端子はそれぞれ、のアノード(+)と共通のカソード(-)になっています。
LEDの電流はアノード(+)からカソード(-)へ流れます。つまり、それぞれの色の端子へ決められた電圧(赤は約1.9V、緑は約3.5V、青は約3.6V、カソードはグランドへ接続)をかけてやると、電流が流れて、赤緑青の3色が点灯します。

この、に見覚えはありませんか?
そう、これは、「光の3原色」です。
このLEDには、光の3原色であるの3つのLEDが内蔵されていて、それぞれ独立に点灯・消灯を行うことが出来ます。そして点灯する色の組み合わせを変えることによって、1つのLEDでいろいろな色を光らせることが出来るのです。それぞれの組み合わせは以下の図のようになります。(画像をクリックすると拡大します。)

原色の組み合わせ
(図2.1)

上の図から、

 赤(R)  緑(G) を混ぜれば 黄色 
 赤(R)  青(B) を混ぜれば 紫 
 緑(G)  青(B) を混ぜれば 水色 
 赤(R)  緑(G)  青(B)を混ぜれば 白