フローチャート式プログラミング


Command(コマンド)

フローチャート式プログラミングの命令と動作内容の対応は以下のようになります。
アイコンをパレットにドラッグ&ドロップし、最大で30個の命令が配置できます。

アイコン
命令
動作内容
開始(必須) プログラムの開始
終了(必須) プログラムの終了
フルカラーLED点灯 R値、G値、B値、時間を指定してフルカラーLEDを点灯させます。
フルカラーLEDフェードイン R値、G値、B値を指定してフルカラーLEDを徐々に点灯させます。
フルカラーLEDフェードアウト R値、G値、B値を指定してフルカラーLEDを徐々に消灯させます。
音入力があるまで停止 音センサが反応するまでプログラムを一時停止します。
SWが押されるまで停止 前面にある”SW”ボタンが押されるまでプログラムを一時停止します。
明るくなるまで停止 周囲が暗い状況から明るくなるまでプログラムを一時停止します。
暗くなるまで停止 周囲が明るい状況から暗くなるまでプログラムを一時停止します。
スイッチがONなら 前面にある”SW”ボタンが押されていたら"YES"に、押されていなかったら"NO"に命令が進みます。
スイッチがOFFなら 前面にある”SW”ボタンが押されていなかったら"YES"に、押されていたら"NO"に命令が進みます。
明るければ 周囲が明るければ"YES"に、暗ければ"NO"に命令が進みます。
暗ければ 周囲が暗ければ"YES"に、明るければ"NO"に命令が進みます。
指定温度よりも高ければ 現在の温度が指定した温度(0〜40)よりも高ければ"YES"に、 低ければ"NO"に命令が進みます。
指定温度よりも低ければ 現在の温度が指定した温度(0〜40)よりも低ければ"YES"に、 高ければ"NO"に命令が進みます。
指定温度と同じなら 現在の温度が指定した温度(0〜40)であれば"YES"に、 そうでなければ"NO"に命令が進みます。
温度が変数xより高ければ 事前に代入された変数xの温度よりも現在の温度が指定した温度よりも高ければ"YES"に、 低ければ"NO"に命令が進みます。
温度が変数xより低ければ 事前に代入された変数xの温度よりも現在の温度が指定した温度よりも低ければ"YES"に、 高ければ"NO"に命令が進みます。
温度が変数xと同じなら 事前に代入された変数xの温度と現在の温度が指定した温度であれば"YES"に、 そうでなければ"NO"に命令が進みます。
プログラム例
明るければ赤1秒、暗ければバックライト2秒点灯。 22度よりも高ければ赤1秒、低ければバックライト2秒点灯。 温度を計測し、10秒後に計測した温度よりも高ければ赤1秒、低ければバックライト2秒点灯。
繰り返し開始 「繰り返し開始」命令と「繰り返し終了」命令で挟まれた命令を指定した回数繰り返します。
繰り返し終了
プログラム例
赤、緑、青それぞれ1秒ずつ3回繰り返します。
確認音を鳴らす スピーカーから「ピッ」と確認音を鳴らします。
音プログラムを再生する STEP4「SOUND制御」で作曲した、メロディプログラムを再生します。
プログラム例
SWボタンが押されたら1分後に作曲したメロディが鳴ります。
サブルーチン

複雑な機能を持つプログラムを作る時に、機能を小さく分けて作れば、プログラムが理解しやすく、作りやすくなります。下図参照
この、「機能を小さく分けた」プログラムの事をサブルーチンと言います。
1度作ったサブルーチンはプログラム内で何度も使う事ができます。

バックライト点灯 指定した時間、液晶のバックライトを点灯させます。
バックライトリンク開始 「バックライトリンク開始」命令と「バックライトリンク終了」命令で挟まれた命令を実行中、液晶のバックライトを点灯させます。
バックライトリンク終了
タイマー(待機時間) 指定した時間プログラムを一時停止します。
変数xに代入 変数xを使った条件分岐で命令を分岐させる際、事前に変数xに温度の数値を代入する必要があります。
その場合、この命令を使って温度を変数に格納することが出来ます。
(プログラム例:条件分岐のプログラム例を参照して下さい。)
DCモータ ON オーロラクロック実験ボードのDCモータを指定時間ONにします。
豆球 点灯 オーロラクロック実験ボードの豆球を指定時間点灯します。

命令追加

追加したい命令のアイコンを選び、パレットにドラッグ&ドロップすると、設定画面が表示されます。


設定画面で命令の種類、色、時間、回数などを設定し、「OK」ボタンで確定すると、命令がパレットに追加されます。


追加された命令を連結してプログラムを完成させていきます。最大で30個の命令が配置できます。
(プログラムの最初と最後は必ず「START」命令と「END」命令を入れてください)


追加された命令上で、マウスの右ボタンをクリックすると次の操作ができます。

削除

選択した命令を削除します。

コピー

選択した命令を一時的にコピーします。

貼り付け

一時的にコピーした命令を貼り付けします。

 

命令の編集

配置してある命令を変更したい場合は、その命令の上で変更したい命令をドラッグ&ドロップすると命令が置き換わります。

編集中のルーチン

フローチャート式プログラミングでは、サブルーチン2個までプログラム出来ます。
現在編集しているプログラムをここで確認してください。

サブルーチン

複雑な機能を持つプログラムを作る時に、機能を小さく分けて作れば、プログラムが理解しやすく、作りやすくなります。
この、「機能を小さく分けた」プログラムの事をサブルーチンと言います。
1度作ったサブルーチンはプログラム内で何度も使う事ができます。

このように、サブルーチンを上手にプログラミングをしましょう。

ボタンの説明


デモ読み込み サンプルプログラムを読み込みます。
保存ファイルを開く 保存したファイルを開く事ができます。
自分で作成したお気に入りのプログラムを開けます。
転送済みデータを開く 最後に転送したデータをオーロラクロック本体から取得します。
以前作ったファイルを誤って削除した場合や、本体に転送したプログラムを確認する場合など便利です。
※LED命令の色情報は実際の数値とは異なる場合があります。
ファイルへ保存 このボタンをクリックすると、自分で作成したプログラムを保存する事ができます。
保存する場合は、後で分かりやすいように名前を付けましょう。
また、保存したプログラムは、友人と交換する事もできます。
いろいろなプログラムを作ってみましょう。
プログラム全削除 作成中のプログラムを全て消します。プログラムの作成途中にこのボタンをクリックすると、「プログラムを消去します。
よろしいですか?」というウィンドウが現れます。消去する場合は、「はい」をクリックしてください。
消去しない場合は、「いいえ」をクリックしてください。
転送 作成したプログラムを、オーロラクロックへ転送します。
転送中は、オーロラクロックのフルカラーLEDが青く点灯します。
正しく転送できない場合は、電源を1度切り、再起動して下さい。
実行 転送したプログラムを実行します。
このボタンをクリックすると、すぐにプログラムは開始します。
プログラムを実行し終わると、オーロラクロックは「ピッ」と音を鳴らします。
プレビュー 作成したプログラムのプレビューを表示します。
プレビュー機能はプログラムをイメージするものであり、実際の発光とは異なります。
レポート作成

このボタンをクリックすると、簡単なレポートを作る事ができます。
はじめに、学年、組、名前を入力します。
次に、タイトル、構想、仕様、工夫点、感想を入力します。
「次へ」ボタンをクリックし印刷画面へ移動します。
印刷ボタンを押してレポートを印刷するほかHTMLファイルとしてファイル保存も出来ます。
右上の「×」ボタンをクリックすると、レポート作成画面が消えて、元の画面に戻ります。
出来上がったプログラムの記録として、レポートを作成するようにしましょう。


<レポート印刷例>

転送データ表示 作成したプログラムがオーロラクロックへデータ転送される時のデータを見ることが出来ます。
ヘルプ 今読んでいる、この説明書を開きます。
SF-08の詳しい使い方を調べる時に使います。