パイプチャイム製作・設計ソフト SF-02


初めに

使用方法

「パイプの長さ」

「音程」

「シュミレーション」

「仕様書作成」

「パイプで作曲」

「終了のしかた」

初めに

パイプチャイム製作・設計ソフト SF-02 はパイプチャイム製作キット KNC-01 と共に使用して、情報基礎の学習を行うためのソフトウェアです。
ウィンドウ上のボタンをクリックすることで、サンプル音を聞くことができます。
このサンプル音は、いくつかの種類に分かれており、「パイプの長さ」や「音程」別で、パイプを切断したサンプル音が収録されています。
その中から、KNC-01 を製作するときに使うパイプの組み合わせを選ぶことができます。

*注意*
KNC-01 で使用するパイプは、周囲の環境(温度など)によって長さが変化することがあります。
よって、パイプの長さをこのソフトに表示される物と同じように切断してもサンプル音と同じ音や、音程が出るとは限りません。
このソフトで表示されるパイプの長さや、再生されるパイプの音は、参考程度としてください。

使用方法

「パイプの長さ」



この画面では、14cmから25cmまで1cmごとに切断されたパイプのサンプル音を聞くことができます。
画面上に表示されているパイプの絵の真ん中にある、黒丸付近にマウスカーソルを近づけます。するとマウスカーソルが、矢印形から手の形に変化します。さらにパイプが盛り上がりボタンが現れます。そこでマウスの左ボタンを押すと、サンプルのパイプの音が再生されます。



また画面下に、再生されたサンプル音のパイプの長さが表示されます。製作の際の参考にしてください。

「音程」

この画面では、ドからドまで1オクターブの音程に切断されたパイプの音を聞くことができます。



長さの違うボタンをクリックすると、それぞれのボタンに割り当てられた、サンプル音が再生されます。
たとえば「ド」の下のボタンをクリックすると、「ド」の音が再生されます。またボタンに書かれている数字は、その音程を出すために必要なパイプの長さを表しています。

「シュミレーション」

この画面では、上の2つで聞いたサンプル音を、実際製作した場合にどのような音になるかを、シュミレーションすることができます。



この画面では、下の大きなボタンをクリックしてください。するといままで開いていたウィンドウが閉じ、新しいウィンドウが開きます。



新しいウィンドウ左側の「パイプ1」、「パイプ2」、「パイプ3」横の、下向きの三角をクリックすると、数字等がいくつか表示されます。ここで、いままでサンプル音で聞いた、「長さ」と「音程」でパイプを選ぶことができます。



パイプを3本選択した後、「まとめて鳴らす」ボタンを押してください。選択された3本のパイプが同時に連続して鳴ります。


3本選択したパイプの長さの合計が右上に表示されています。選択したパイプの長さが、材料の60cmを越えると文字が赤色に変化します。



先ほど押したボタンが、「止める」ボタンに変わっているので、音を止めたいときはこのボタンを押してください。
パイプの組み合わせは自由にできます。いろいろな組み合わせを試してください。

終了ボタンを押すと、このウィンドウが閉じられ先ほど開いていたウィンドウが再び開きます。

*注意*

音が鳴っているときに、パイプの選択を変更しないでください。変更した音だけが鳴り続けます。この場合は、「終了」ボタンを押すと音は消えます。

「仕様書作成」

この画面では、仕様書を作成することができます。



「今日の日付」

ここに表示されている日付が、仕様書の一番上に表示されます。提出日などに日付を変更したい場合は、日付の表示されているところをクリックして、日付を変更してください。。

「学校名」、「学年」、「名前」

それそれ入力したい欄にマウスカーソルを移動し、クリックしてください。必要なところだけ入力してください。
学校名などの入力が必要ない場合は、表示されてる文字を削除してください。削除した欄は仕様書には空欄が入ります。

「パイプ1」、「パイプ2」、「パイプ3」

「シュミレーション」で行ったのと同じ方法で、製作に使用したいパイプを3本選んでください。
このとき、選択されたパイプの合計が下に表示されるので、参考にしてください。またそれぞれのパイプの長さと、パイプの合計の長さは、仕様書に出力されます。

「文章入力欄」

画面下の白い四角には、文章を入力することができます。仕様書を提出するときに感想などを書くことができます。


「印刷」ボタン



このボタンを押すと、「プリンタの設定」ウィンドウが現れます。プリンタの設定を確認して、「OK」ボタンをクリックすると、印刷が始まり、仕様書が印刷されます。
プリンタの設定が正常でない場合は、印刷できない場合があります。その場合は、設定を確認してください。

「保存」ボタン



このボタンを押すと、「ファイルを保存」というウィンドウが現れます。「ファイル名(N)」の右側に保存するファイル名を入力して「保存(S)」ボタンを押すと、そのファイル名で保存されます。
このファイルは、リッチテキストファイルという形式なので、対応するソフト(WidndowsのワードパッドやMS-Word等)で後から編集することができます。

「パイプで作曲」

この画面では、パイプの音を使って作曲することができます。また、自分で作った曲を保存したり、読み込んだりすることも可能です。

「パイプ鍵盤」
ピアノの鍵盤の形をまねたボタンが並んでいます。それぞれの鍵盤に書かれた音がパイプで作られています。
ボタンを押すと音が鳴り、押されたボタンが画面上のボックスに表示されます。「ヤスミ」ボタンは無音が入ります。
曲を入力し終わったら、「曲名」横をクリックして、曲名を入力してください。
右側の一番上の「再生」ボタンを押すと、いま入力した曲が再生されます。



「取り消し」ボタンは、一番最後に入力した音を削除することができます。複数の音を消したい場合は、このボタンを必要な回数だけ押してください。
「クリア」ボタンは、いままで入力した曲名と音楽を全部消します。保存していない場合は、これまでの入力が全て消えるので、注意してください。
「保存」ボタンを押すと、「ファイルを保存」というダイアログが現れます。



「ファイル名(N)」の横に保存するファイル名を入力して、「保存(S)」ボタンを押すと、そのファイル名で保存されます。保存場所は、フロッピーディスクなどに変更すると便利です。
「読み込み」ボタンをクリックすると、「ファイルを開く」ダイアログが現れます。

画面にはソングファイルが存在する場合は、そのファイルが表示されます。フロッピーディスクなどに保存している場合は、そこに移動してファイルを開いてください。

終了のしかた



このソフトウェアを終了するには、画面右下の「終了ボタンを押してください。
また、画面上の「ファイル」をクリックし出てくるメニューの「終了(X)」をクリックも終了します。