その3. プログラムについて

コンピュータの世界で「プログラム」と言えば、コンピュータを自在に操るための命令の集まりのことを言います。では、このプログラムとはいったいどのようなものなのでしょうか?

例えば、朝起きてから家を出る時までを考えて下さい。(これはあくまでも例です)

1.目覚める

2.着替える

3.朝食を食べる

4.顔を洗う

5.家を出る

多くの人は、この様に毎日決まった行動を決まった組み合わせで行っていると思います。この、「決まった行動を、決まった組み合わせで行う」ということが、「プログラム」ということなのです。
つまり、コンピュータに対してどういう動作(計算をさせる、音を鳴らす、など)をどういう組み合わせ(足し算→かけ算→答え、ドの音を鳴らす→レの音を鳴らす→ミの音を鳴らす、など)で行うかを指示することが、プログラムということなのです。
プログラムを上手く作成すれば、コンピュータを自在に操る事が出来ます。ただし、どんなプログラムでもそのコンピュータが出来る限界以上のことを行うことは出来ません。例えば、プログラムを作成したからといって、コンピュータが勝手に空を飛んだり食事を始めたりすることはありません。

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