2.電気部品の役割

2.5 コンデンサに関して

コンデンサ
(図2-9)

図記号
(回路図記号 コンデンサ)

コンデンサは、電気を蓄える働きをします。
さまざまな種類がありますが、一般的には2枚の薄い金属板で絶縁体といわれるものをはさんだものです。 色々な役割をしますが、レインボーライトでは、レギュレータの両端にコンデンサを並列に接続することによってレギュレータの発振防止の役割を持っています。
発振とは、レギュレータの内部で電圧の変化が激しくなり、レギュレータが加熱し、壊れてしまう現象です。
詳しい原理は、まだ難しいと思うので、コンデンサは、電気を蓄える部品なんだなと覚えておくだけで十分です。

コンデンサの充電
(図2-10)

上の図2-10にコンデンサに電気が蓄えられる仕組みを簡単に示します。
コンデンサに電池をつなぐと電池のプラスにつないだ金属板Aがプラスに電池のマイナスにつないだ金属板Bがマイナスになりコンデンサに電気が貯まります。
コンデンサに貯められる電気の量は、コンデンサの大きさ(容量)によって決まっています。
コンデンサは、今後電気の勉強をする上でよく出てくる電気部品のひとつです。

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