2.電気部品の役割

2.6 スピーカに関して(オプション部品)

スピーカ
(図2-11)

図記号
(回路図記号 スピーカ)

スピーカは、電気信号を物理的な振動に変換する部品です。
解りやすく言うと電気信号を音にする部品です。いろんな大きさや構造のものがあります。
レインボーライトで使用したものは、圧電サウンダと言うものです。(オプション部品です。)

スピーカの仕組み
(図2-12)

上の図2-12は、圧電サウンダの構造を示したものです。
音が鳴る仕組みは、圧電サウンダに電圧をかける(信号が入る)と圧電素子が歪みます。
実際の信号は、一瞬の間に電気が流れたり流れなかったりの信号なので圧電素子の歪みは、振動となり金属板に伝えられて大きい振動となり音が鳴ります。
電気が流れたり流れなかったりの信号と言いましたが、それはどんなものかと言うと例えば、1秒間に440回電気をオン-オフするような信号を送るとスピーカからは音符のラの音が出ます。
それを440ヘルツ(Hz)の信号と言います。ヘルツは、振動を表す単位で1秒間に何回振動するかを表しています。
人間がそんなに速くスイッチをオン-オフするのは、無理ですがコンピュータにとってはお手の物です。
レインボーライトでは、ICが自分の作曲した通りにスピーカに信号を送っています。
音のプログラムを組んでICに送ることによりスピーカを制御しているのです。これも立派な制御のひとつです。
音に関しては、資料集も参考にしてください。

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