フローチャート式プログラミング

プログラムの最大数

パレットに追加できるメモリ数は最大で120です。
消費メモリ数は各命令を配置した時の消費するメモリ数で、 「表示」→「消費メモリの表示」をクリックするとメモリ数が確認できます。

Command(コマンド)

フローチャート式プログラミングの命令と動作内容の対応は以下のようになります。

アイコン
命令
消費メモリ数
動作内容
開始(必須) 2 プログラムの開始
終了 1 プログラムの終了
フルカラーLED点灯 5 光の三原色であるR値、G値、B値、そして時間を指定してフルカラーLEDを設定した時間点灯させます。
フルカラーLEDフェードイン 5 光の三原色であるR値、G値、B値を指定してフルカラーLEDを徐々に点灯させます。
フルカラーLEDフェードアウト 5 光の三原色であるR値、G値、B値を指定してフルカラーLEDを徐々に消灯させます。
フルカラーLED点灯(連続) 3 フルカラーLEDを点灯させ、点灯したまま次の命令に移ります。消灯させるには”フルカラーLED消灯”命令で消灯します。
フルカラーLED消灯 2 ”フルカラーLED点灯(連続)”命令で点灯したフルカラーLEDを消灯させます。
プログラム例
上記のようなプログラムを実行する際、下記を参照し動作を確認して下さい。
パソコンと接続し起動: 開始から終了までを1回のみ再生されます。
よって、上記の場合赤が点灯し、すぐに終了命令でLEDが消灯します。
電池・ACアダプタで起動: 開始から終了までを繰り返し再生されます。
よって、上記の場合赤がずっと点灯します。
音プログラムを再生している間、フルカラーLEDは赤が点灯します。 明るい場合は赤が、暗いときは緑が点灯します。
(LEDが消えることはありません。
プログラムを終了させるには本体の電源をOFFにして下さい。)
バックライト点灯 4 設定した時間、液晶のバックライトを点灯させます。
バックライト点灯(連続) 2 バックライトを点灯させ、点灯したまま次の命令に移ります。消灯させるには”バックライト消灯”命令で消灯します。
バックライト消灯 2 ”バックライト点灯(連続)”命令で点灯したバックライトを消灯させます。
プログラム例:フルカラーLEDリンクのプログラム例を参照して下さい。
確認音1を鳴らす 2 スピーカーから確認音を鳴らします。
確認音2を鳴らす 2
確認音3を鳴らす 2
音プログラムを再生する 2 「SOUND制御」で作曲した、メロディプログラムを1回再生します。
動作停止(時間) 3 設定した時間プログラムを一時停止します。
動作停止(時間or音センサ) 3 設定した秒数もしくは音センサが反応するまでプログラムの動作を停止します。
動作停止(時間orSW入力) 3 設定した秒数もしくはSWセンサが反応するまでプログラムの動作を停止します。
動作停止(時間or明るくなるまで) 4 設定した秒数もしくは明るくなるまでプログラムの動作を停止します。
動作停止(時間or暗くなるまで) 4 設定した秒数もしくは暗くなるまでプログラムの動作を停止します。
動作停止(時間or指定温度なるまで) 4 設定した秒数もしくは設定した温度になるまでプログラムの動作を停止します。
音入力があるまで停止 2 音センサが反応するまでプログラムを一時停止します。
SWが押されるまで停止 2 本体のスイッチが押されるまでプログラムを一時停止します。
明るくなるまで停止 3 周囲が暗い状況から明るくなるまでプログラムを一時停止します。
暗くなるまで停止 3 周囲が明るい状況から暗くなるまでプログラムを一時停止します。
指定温度になるまで停止 3 設定した温度になるまでプログラムを一時停止します。
信号入力があるまで停止 2 本体背面の信号入出力端子に入力があるまでプログラムを一時停止します。
アラーム時刻になるまで停止 2 時計の設定で設定したアラーム時刻になるまでプログラムを一時停止します。
スイッチがONなら 3 前面にある”SW”ボタンが押されていたら"YES"に、押されていなかったら"NO"に命令が進みます。
スイッチがOFFなら 3 前面にある”SW”ボタンが押されていなかったら"YES"に、押されていたら"NO"に命令が進みます。
指定した数値よりも明るければ 4 現在の明るさが設定した明るさよりも明るければ"YES"に、暗ければ"NO"に命令が進みます。
指定した数値よりも暗ければ 4 現在の明るさが設定した明るさよりも暗ければ"YES"に、明るければ"NO"に命令が進みます。
指定温度より高ければ 4 現在の温度が設定した温度(1〜50)よりも高ければ"YES"に、 低ければ"NO"に命令が進みます。
指定温度より低ければ 4 現在の温度が設定した温度(1〜50)よりも低ければ"YES"に、 高ければ"NO"に命令が進みます。
指定温度と同じなら 4 現在の温度が設定した温度(1〜50)であれば"YES"に、 そうでなければ"NO"に命令が進みます。
現在の温度が変数xより高ければ 3 事前に代入された変数xの温度よりも現在の温度が指定した温度よりも高ければ"YES"に、 低ければ"NO"に命令が進みます。
現在の温度が変数xより低ければ 3 事前に代入された変数xの温度よりも現在の温度が指定した温度よりも低ければ"YES"に、 高ければ"NO"に命令が進みます。
現在の温度が変数xと同じなら 3 事前に代入された変数xの温度と現在の温度が指定した温度であれば"YES"に、 そうでなければ"NO"に命令が進みます。
プログラム例
明るさが50より明るければ赤1秒、暗ければバックライト2秒点灯。 22度よりも高ければ赤1秒、低ければバックライト2秒点灯。 温度を計測し、その時点の温度を変数xに代入。
10秒後に計測した温度よりも高ければ赤1秒、低ければバックライト2秒点灯。
繰り返し開始 3 「繰り返し開始」命令と「繰り返し終了」命令で挟まれた命令を設定した回数繰り返します。
繰り返し終了 2
プログラム例
赤、緑、青それぞれ1秒ずつ3回繰り返します。
サブルーチン 3

複雑な機能を持つプログラムを作る時に、機能を小さく分けて作れば、プログラムが理解しやすく、作りやすくなります。下図参照
この、「機能を小さく分けた」プログラムの事をサブルーチンと言います。
1度作ったサブルーチンはプログラム内で何度も使う事ができます。

変数xに代入

2

変数xを使った条件分岐で命令を分岐させる際、事前に変数xに温度の数値を代入する必要があります。
その場合、この命令を使って温度を変数に格納することが出来ます。
(プログラム例:条件分岐のプログラム例を参照して下さい。)
信号出力 2 本体背面にある入出力端子から信号を出力します。
DCモータ ON(指定時間) 3 エアコン実験ボードのDCモータを設定した時間ONにします。
DCモータ ON(連続) 2 エアコン実験ボードのDCモータをONにします。
DCモータ OFF 2 エアコン実験ボードのDCモータをOFFにします。
豆球 点灯(指定時間) 3 エアコン実験ボードの豆球を設定した時間ONにします。
豆球 点灯(連続) 2 エアコン実験ボードの豆球をONにします。
豆球 消灯 2 エアコン実験ボードの豆球をOFFにします。
電車 前進(時間・出力) 4 外部出力に接続された電車(UCN-9)を設定した時間、設定した出力で前進させます。
電車 後進(時間・出力) 4 外部出力に接続された電車(UCN-9)を設定した時間、設定した出力で後進させます。
電車 前進(連続) 2 外部出力に接続された電車(UCN-9)を前進させます。
電車 後進(連続) 2 外部出力に接続された電車(UCN-9)を後進させます。
徐々に発車(前進) 3 外部出力に接続された電車(UCN-9)をゆっくり前進で発進させます。
徐々に発車(後進) 3 外部出力に接続された電車(UCN-9)をゆっくり後進で発進させます。
徐々に停止 3 外部出力に接続された電車(UCN-9)をゆっくり停止させます。
電車 停止 3 外部出力に接続された電車(UCN-9)を停止させます。

命令追加

追加したい命令のアイコンを選び、パレットにドラッグ&ドロップすると、設定画面が表示されます。


設定画面で命令の種類、色、時間、回数などを設定し、「OK」ボタンで確定すると、命令がパレットに追加されます。


追加された命令を連結してプログラムを完成させていきます。
(プログラムの最初と最後は必ず「START」命令と「END」命令を入れてください)

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追加された命令上で、マウスの右ボタンをクリックすると次の操作ができます。

削除

選択した命令を削除します。

コピー

選択した命令を一時的にコピーします。

貼り付け

一時的にコピーした命令を貼り付けします。

 

命令の編集

配置してある命令を変更したい場合は、その命令の上で変更したい命令をドラッグ&ドロップすると命令が置き換わります。

 

編集中のルーチン

フローチャート式プログラミングでは、サブルーチン2個までプログラム出来ます。
現在編集しているプログラムをここで確認してください。

サブルーチン

複雑な機能を持つプログラムを作る時に、機能を小さく分けて作れば、プログラムが理解しやすく、作りやすくなります。
この、「機能を小さく分けた」プログラムの事をサブルーチンと言います。
1度作ったサブルーチンはプログラム内で何度も使う事ができます。

このように、サブルーチンに名前が付けれますので、上手にプログラミングをしましょう。

 

ボタンの説明


デモ読み込み サンプルプログラムを読み込みます。
保存ファイルを開く 保存したファイルを開く事ができます。
自分で作成したお気に入りのプログラムを開けます。
転送済みデータを開く 最後に転送したデータをオーロラクロック2本体から取得します。
以前作ったファイルを誤って削除した場合や、本体に転送したプログラムを確認する場合など便利です。
※LED命令の色情報は実際の数値とは異なる場合があります。
ファイルへ保存 このボタンをクリックすると、自分で作成したプログラムを保存する事ができます。
保存する場合は、後で分かりやすいように名前を付けましょう。
また、保存したプログラムは、友人と交換する事もできます。
いろいろなプログラムを作ってみましょう。
元に戻す 作業した内容を10回まで前の状態に戻す事ができます。
やり直す 前の状態に戻した内容を復元することができます。
プログラム全削除 作成中のプログラムを全て消します。プログラムの作成途中にこのボタンをクリックすると、「プログラムを消去します。
よろしいですか?」というウィンドウが現れます。消去する場合は、「はい」をクリックしてください。
消去しない場合は、「いいえ」をクリックしてください。
消費メモリ表示

消費メモリ数が確認できます。
オーロラクロック2へ転送できるメモリ数は120までです。

各命令の消費するメモリ数はコマンド一覧表をご覧下さい。

送信データ表示 作成したプログラムがオーロラクロック2へデータ転送される時のデータを見ることが出来ます。
STEP1 アイコンで表示 フローチャートで作成したプログラムをアイコンプログラムや文字プログラムで表示出来ます。
表示を切り替えてもプログラムの編集は可能です。
STEP3 文字で表示
転送 作成したプログラムを、オーロラクロック2へ転送します。
転送中は、オーロラクロック2のフルカラーLEDが青く点灯します。
正しく転送できない場合は、オーロラクロック2の電源を1度切り、再起動して下さい。
実行 転送したプログラムを実行します。
このボタンをクリックすると、すぐにプログラムは開始します。
プログラムを実行し終わると、オーロラクロック2は「ピッ」と音を鳴らします。
プレビュー 作成したプログラムのプレビューを表示します。
プレビュー機能はプログラムをイメージするものであり、実際の発光とは異なります。
レポート作成

このボタンをクリックすると、簡単なレポートを作る事ができます。
はじめに、学年、組、名前を入力します。
次に、タイトル、構想、仕様、工夫点、感想を入力します。
「次へ」ボタンをクリックし印刷画面へ移動します。
印刷ボタンを押してレポートを印刷するほかHTMLファイルとしてファイル保存も出来ます。
右上の「×」ボタンをクリックすると、レポート作成画面が消えて、元の画面に戻ります。
出来上がったプログラムの記録として、レポートを作成するようにしましょう。


<レポート印刷例>

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